24日■国会議員再・補選 安哲秀氏当選
新政権発足後初となる国会議員再・補欠選挙が、ソウル・蘆原丙、釜山・影島、忠清南道・扶余青陽の3選挙区で実施された。中央選挙管理委員会によると、ソウル・蘆原丙選挙区から無所属で出馬した安哲秀・元ソウル大教授が、当選を決めた。安氏は昨年の大統領選で立候補を表明したが、告示直前に出馬を断念していた。釜山・影島選挙区では与党セヌリ党の金武星氏が当選。忠清南道・扶余青陽選挙区はセヌリ党の李完九氏が当選した。
23日■国防部長官に白い粉入りの小包
金寛鎮・国防部長官宛に届いた小包から白い粉が見つかった。国防部関係者は「今日午前10時12分に小包が届いた」と述べ、先ごろ国防部庁舎付近にまかれた金長官を誹謗するビラと、白い粉が発見されたと発表した。同部では、「政府高官に対するテロ企図行為と見なして、小包の送り主に対する捜査を開始した」と述べた。
22日■有事作戦統制権の移管を推進
国防部は、2015年に予定されている韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)から韓国軍への有事作戦統制権移管について、計画通り推進すると強調した。ベル元韓米連合司令官が21日、韓国メディアや軍関係者らに送った公開書簡で移管の無期限延期を主張していた。国防部はベル氏の書簡について、「個人的な意見だ。作戦統制権移管は韓米の同盟精神と信頼を基盤にして、首脳間の合意を経て決定したもので、韓国軍の方針に変わりはない」と強調した。
21日■朴大統領が四川地震で哀悼の意
朴槿惠大統領は、中国四川省で20日朝に発生した地震の犠牲者とその家族に哀悼の意を表するメッセージを、習近平・中国国家主席に送った。朴大統領はメッセージを通して、「私と韓国国民は地震で亡くなった方々に哀悼の意を表し、ご遺族や負傷された方々にお見舞いを申し上げる。災害が迅速に収拾することを願っている」と述べた。
20日■国会議員歳費、12年で163%増加
西江大学現代政治研究所は、国会議員の給与にあたる歳費が今年は年額1億4586万ウォン(約1300万円)になるとの調査結果を発表した。同研究所が推計した国会議員歳費は閣僚(1億5000万ウォン)より低いが、次官(1億3000万ウォン)を1000万ウォン以上も上回る。市民団体「正しい社会市民会」の分析によると、01年は5546万ウォンで今年の歳費と比較すると12年で163%増加した計算になる。
19日■韓米原子力協定が改定合意できず
韓国と米国が話し合っていた原子力協定の改定が、意見の隔たりを埋められずに2017年以降にずれ込むことになった。両国の交渉では、使用済み核燃料の再処理と低濃縮ウランをめぐる問題について溝を埋められず、来年3月に満了する協定の期限を延長して追加交渉を行うことで一致した。韓国政府はウラン濃縮と使用済み燃料再処理の権限を求めているが、米国は核不拡散政策を理由に、認めるのは難しいとの立場を示した。
18日■韓米合同演習にオスプレイ初参加
米軍の垂直離着陸輸送機「オスプレイ」(MV22)が、現在行われている韓米合同野外機動訓練「フォールイーグル」の一環として、浦項一帯で行われる韓米海兵隊上陸訓練に初参加する。オスプレイは、昨年から沖縄の普天間基地に配備されており、海兵隊兵力を迅速に輸送する役割を担っている。沖縄に駐留する米第3海兵師団は韓半島有事の際に緊急投入される戦力だ。上陸訓練は、来月5日まで韓米合わせて約3000人の海兵隊が参加して行われる。