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2014/03/07

<週間ダイジェスト>2月27日~3月5日

5日■安哲秀氏、新党の共同代表に

 6月4日の統一地方選に向けて新党を結成することで電撃合意した民主党と無所属の安哲秀氏が率いる新政治連合は、民主党の金漢吉代表と安氏を新党の共同代表とし、同数の役員で指導部を構成することで合意した。

4日■政府、ウクライナ事態に平和的解決訴え

 緊迫化するウクライナ情勢を受け、韓国政府は外交部報道官名義の声明を発表し事態の平和的解決を訴えた。また、外交部はウクライナ南部クリミア半島に「特別旅行注意報」を発令し、同地域を訪問する予定の国民に対し訪問を中止または延期するよう促した。

3日■訪韓のブッシュ前米大統領と意見交換

 朴槿惠大統領は、訪韓したブッシュ前米大統領と会談し、韓米同盟強化や北朝鮮問題などについて意見交換した。朴大統領は、同氏が退任後も世界の平和と繁栄のために旺盛な活動を繰り広げ、韓米同盟強化に向けて努力していることに謝意を表明した。

2日■鄭夢準氏、ソウル市長選出馬を宣言

 元国際サッカー連盟(FIFA)副会長で、与党セヌリ党重鎮の鄭夢準氏が、6月に実施されるソウル市長選への出馬を宣言した。鄭氏はソウル市内で行った宣言式で、「1000万ソウル市民と共に大韓民国の心臓、首都ソウルの力強い鼓動を響かせるためソウル市長選に出馬する」と表明した。

1日■3・1節記念式典で朴大統領演説

 朴槿惠大統領は、日本による植民地時代の1919年に韓国で起きた「3・1独立運動」の記念式典で演説し、「日本政府が過去の否定から脱し、真実と和解の新しい歴史を書くことを期待する」と呼び掛けた。

28日■北ミサイル発射「南北関係に影響与えず」

 統一部の金義道・報道官は記者会見で、北朝鮮の短距離ミサイル発射に関して、「南北関係に影響を与えず、25日に終了した南北離散家族の再会事業や今後の関係が進展するよう期待する」と述べた。

27日■外交部第1次官に趙太庸氏

 青瓦台(大統領府)は、朴槿惠大統領が、外交部の第1次官に北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を務める趙太庸・韓半島平和交渉本部長(57)を内定したと発表した。新第1次官は東北アジア局や北米局などを担当する。