14日■韓国軍、北の挑発に断固対処を
韓国軍は、北朝鮮が韓国の民間団体による対北朝鮮非難ビラの散布を口実に挑発してくる場合は断固対処するとの立場を再表明した。北朝鮮軍が韓国内のビラ散布地域を焦土化する訓練を終えたとの一部報道に対応したもので、「北朝鮮側がビラ散布を口実に挑発した場合は、これまで警告した通り容赦なく打ちのめす」との立場を示した。
13日■エボラ熱救護隊支援第2陣が出国
エボラ出血熱の対応支援に向けて、西アフリカのシオラレオネに派遣される緊急医療救護隊をサポートする政府支援隊第2陣が出国した。同隊は外交部、韓国国際協力団(KOIA)などの関係者で構成。韓国の救護隊が活動しているエボラ熱治療センターを運営するイタリアの非政府組織(NGO)やシエラレオネ政府、国連の関係者らと連携して、救護隊の活動を支援する。医師4人、看護婦5人からなる救護隊第2陣は、事前教育を受けるため英国に向け出国した。
12日■国防部、韓米軍事演習中止せず
国防部は、北朝鮮が米政府に対して、韓米合同軍事演習を臨時中止すれば、北朝鮮側も核実験を臨時中止する用意があるとのメッセージを伝えたことについて、定例記者会見で「韓米合同軍事演習は北の脅威や軍事的脅威から、韓国を防衛するための演習であり、韓米合同軍事演習と北朝鮮の核実験を関連づけるのは筋違いだ」として、「北の核実験は国連の安全保障理事会決議で禁止されている。北はこれを順守する義務がある」と強調した。
11日■最大野党重鎮の鄭東泳氏が離党
最大野党・新政治民主統合の重鎮、鄭東泳・常任顧問が国会で会見し、同党を離党して在野や市民社会が主導する新党「国民の会」に合流すると発表した。鄭氏は盧武鉉政権で統一部長官を務め、07年に当時与党の大統合民主新党の公認候補として、大統領選に出馬した。鄭氏は「民主陣営と進歩陣営の代表的な人たちが参加する国民の会が目指す進歩政治、平和福祉国家の大義に同意する」と強調した。
10日■マンション火災、原因究明を急ぐ
京畿道議政府市にあるマンションで火災が発生し、4人が死亡し124人が負傷した事故で、警察と消防当局は火災原因の特定を進めている。また市は、特別災害地域に指定するよう政府に要請する。警察と消防当局はマンション周辺の防犯カメラの映像を分析し、マンション1階の郵便箱近くに止めてあったバイクから出火したことを確認した。しかしバイクや周辺に何者かが火を付ける場面はなく、放火の可能性は低いとみている。
9日■国会決議文を北が受け取り拒否
統一部は、南北対話再開を求める韓国国会の決議文の受け取りを、北朝鮮が拒否したと明らかにした。同決議文は、北朝鮮の軍事行動などによって南北関係の冷え込みが続いていることに遺憾を表明し、北朝鮮当局が韓半島の平和と安定のために対話と協力に積極的に取り組むことを求める内容。また、北朝鮮住民に対する支援事業を協議するために、南北対話を実施することのほか、当局間の対話や国会間の会談の推進に関しても言及している。
8日■政府、仏紙銃撃テロを強く非難
フランスの風刺専門週刊紙シャルリエブドのパリ本社で銃撃テロが発生したことを受け、韓国政府は、外交部報道官声明を発表して「衝撃を禁じ得ない」とテロを非難した。声明では、「テロはいかなる場合でも正当化できない反人倫的犯罪行為で、テロ根絶に向けたフランス政府の努力を支持する。今回のテロで犠牲になった方々のご冥福を祈り、犠牲者の遺族とフランス国民に深い哀悼の意を表する」と強調した。