13日■ネパール地震、対応チーム派遣
政府は、再び強い地震に見舞われたネパールに対応チームを派遣する。対応チームは外交部の職員3人で構成され、現地に滞在する韓国人や旅行者の被害状況を把握し、在ネパール韓国大使館に設置された非常対策班の支援などを行う。現在、ネパールには韓国人約600人が滞在している。政府が派遣した救助隊を含む短期滞在者は約350人になる。
12日■タンザニアなどと政策対話開催
外交部は、東アフリカ・タンザニアとの政策協議会を皮切りに、13日に西アフリカのコートジボワールと政策協議会、15日にアフリカ東部沖の島国セーシェルと共同委員会をそれぞれ開催。韓国側は外交部の権熙石・アフリカ中東局長が首席代表として出席。3カ国からはそれぞれ外交当局の局長や次官クラスが出席。タンザニアとの政策協議会では、92年の国交樹立後、両国間の友好・協力関係が発展を続けたことを評価。投資保障協定や二重課税防止協定の早期妥結に向けた協力を協議した。
11日■朴大統領支持率が今年最高を記録
世論調査機関リアルメーターによると、朴槿惠大統領に対する支持率は44・2%で、前週に比べて4・8ポイント上昇した。与党セヌリ党に対する支持率は41・3%で、こちらも前週より3・4ポイント上昇して、4カ月ぶりに40%台を回復した。野党・新政治民主連合に対する支持率は27%で、前週より3・8ポイント下落した。また次期大統領候補として名前が挙がっている政治家の支持率は、セヌリ党の金武星代表が22・6%で1位、新政治民主連合の文在寅代表が22・5%で2位、3位は朴元淳ソウル市長で10・3%だった。
10日■北朝鮮のサイバー戦要員が増加
韓国軍は、北朝鮮のサイバー戦要員はハッカーが約1700人、支援組織員が約5100人で計約6800人と発表した。国軍サイバー司令部が昨年10月の国会国防委員会の国政監査で報告した5900人より900人増加した。軍関係者は、「北のサイバー威嚇の増加により、韓国軍もサイバー戦を軍事作戦化し、今後サイバー武器体系の開発や専門要員養成に注力する」と説明した。
9日■韓国特使、北の金永南氏と接触
ロシア・モスクワで開かれた対ドイツ戦勝70周年記念式典に、朴槿惠大統領の特使として出席した尹相現・大統領政務特別補佐官が、北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員長と接触した。「赤の広場」で行われた軍事パレードの後、各国の代表らが「無名戦士の墓」に徒歩で移動する途中、短時間のあいさつを交わしたもの。移動の途中で尹氏が金氏に近づいて声を掛け、短い会話を交わしたという。
8日■韓国軍制服組トップが司令部訪問
軍制服組トップの崔潤喜・合同参謀本部議長が、化学・生物兵器や放射能に対応する国軍化生放防護司令部を訪れ、作戦態勢を点検して兵士らを激励した。崔議長は、「大量の生物化学兵器を保有する北と対峙する韓国軍は、警戒態勢を一時も緩めることはできない」と強調した。崔議長はさらに対テロ、大量破壊兵器(WMD)を除去する装備の状態を確認し、WMD総合訓練場も視察した。
7日■最大野党の院内代表に李鐘杰議員
最大野党・新政治民主連合は、非主流派の李鐘杰議員を院内代表に選出した。院内代表は日本の政党幹事長に相当する。李院内代表は党内の最大勢力である故盧武鉉・元大統領系ではなく、反盧武鉉派の支持を受けた。4月29日に行われた国会議員の再・補欠選で全敗し、文在寅代表の責任論が浮上する中、党内の混乱を収拾する重責を担う。李院内代表は選出後の会見で、「対与党闘争の先頭に立つ」と語った。