6日■秋夕の大型連休、銀行も「お休み」
旧暦のお盆、秋夕の連休前の10月2日が臨時の休日に指定され、最長10日間の大型連休になるのに伴い、銀行も休業することがわかった。主な都市銀行は今月30日から来月9日までの10日間、窓口業務を休止する。例外としてウリ銀行の金浦空港支店と仁川空港支店、KEBハナ銀行の仁川空港支店など、国際空港に営業支店を構える銀行は営業を続ける。
5日■李恵薫・正しい政党代表に収賄疑惑
公演企画会社を経営する知人から6000万㌆の金品を受け取った疑惑を受けている野党「正しい政党」の李恵薫代表が、国会で開かれた議員総会に出席し、「私の思慮に欠けた行動により党に迷惑をかけて申し訳ない。(進退問題を)深く考えている」と述べた。一方、公演企画会社P社の代表Aさん(65、女性)から陳述書の提出を受けたソウル中央地検は、李氏関連の事件を刑事3部に割り振り、捜査に着手した。
4日■KBS・MBCスト、番組に支障も
公共放送のKBSとMBCがストライキに入った。全国言論労働組合などによると、KBSとMBCの労働組合は、経営陣の退陣と公共放送の改革を要求し、ストライキに入った。ストライキには、KBSの労働組合は放送の送出などに関わる組合員を除く組合員が、MBCの労働組合はすべての組合員が参加予定だ。これによって報道番組だけでなく、娯楽番組なども放送時間の短縮や放送中断が相次いでいる。KBSとMBCの労働組合が同時にストライキに入ったのは12年以来、5年ぶりだ。
3日■高齢者14・02%、高齢社会に突入
行政安全部は、韓国の総人口のうち65歳以上の高齢者が占める割合が14・02%に上り、「高齢社会」に突入したと明らかにした。それによると8月末現在、韓国の総人口は5175万3820人で、このなかで65歳以上の高齢者は725万7288人で、全体の14・02%を占めた。国連は、65歳以上の高齢者が総人口に占める割合が7%以上の場合は「高齢化社会」、14%以上の場合は「高齢社会」、20%以上の場合は「超高齢社会」と分類している。
2日■MBC社長に逮捕状発行で与野対立
公共放送MBCの金張謙社長が、不当労働行為についての事情聴取のための出頭に応じなかったとして逮捕状が発行されたことについて、与野党は相反する立場を示した。与党・共に民主党は「常識に基づいた法律に従ったものだ。MBCの公正性が崩れ、ストライキが予告された状況で、金社長は自らやったことを自分で解決しなければならない」と述べた。最大野党の自由韓国党は「逮捕状の発行は政権の暴挙だ」として強く反発した。
1日■通常国会始まる、激しい対立予想
文在寅政権発足後初めての通常国会が始まり、12月9日までの100日間の会期に入った。11~14日には対政府質問が行われる。国政監査は来月12日から31日までの14日間行われる予定だ。「共に民主党」は、9年間続いた保守政権下で積もった弊害を一掃することに力を入れるとしている。一方、野党は、文在寅政権の各種政策は「独り善がりと独走」だとして、牽制する姿勢を示している。
31日■軍や官庁でのパワハラ対策決定
政府は国政懸案点検調整会議で軍や官庁のパワハラ根絶に向けた対策を決めた。調査は、国内45の中央行政機関の公館や官舎の勤務者、兵士または義務警察(軍で服務する代わりに警察で勤務する兵役義務者)のうち指揮官の車を運転する運転要員ら2972人と、在外公館などで働く調理師、一般職員ら3310人を対象に実施。調査の結果、国防部、外交部(在外公館)、文化体育観光部(海外文化広報院)、警察庁の4官庁で計57件のパワハラが見つかった。