25日■習主席に祝電「韓半島平和協力を」
文在寅大統領は、中国共産党大会で2期目の体制を発足させた習近平国家主席に祝電を送った。文大統領は祝電で第19回党大会の開催成功と習主席の党総書記再任に対し祝意を伝え、「習主席の指導下で中華人民共和国が中国の夢を叶え、北東アジア地域や国際社会の平和と共同繁栄のためにさらに寄与されることを期待する」とした。
24日■文大統領、安倍首相に電話で祝意
文在寅大統領は、日本の安倍晋三首相と電話で会談した。文大統領は、衆院選での与党勝利について「安倍首相の政策とビジョン、リーダーシップに対する日本国民の強い支持と信頼を示すものだ」と祝意を伝えた。また、北朝鮮核問題の解決と韓半島の平和定着に向け、韓日や韓日米で引き続き連携を強めていくことも確認した。
23日■韓日米国防相が北対応など協議
宋永武・国防部長官がフィリピンでの拡大東南アジア諸国連合(ASEAN)国防相会議(ADMMプラス)に出席し、アジア・太平洋の主要国の国防トップと2国間、多国間で会談を行い地域の安保懸案を話し合った。
22日■北核武装「非常に早く進んでいる」
ベルギーを訪問した外交部の康京和長官は、北朝鮮の核能力について、「核武装の完成まで非常に早いペースで進んでいるのは事実」と述べ、北朝鮮の核武装が最終段階に迫っていることを示唆した。また、北朝鮮のさらなる挑発の可能性について、「6回目の核実験の影響で、坑道が崩落したが、トンネルは一つだけではないため、いつでも核実験を実施できる」との見方を示した。
21日■米爆撃機、ソウルで低空飛行公開
在韓米軍は、B1B戦略爆撃機が京畿道城南市の軍用空港、ソウル空港の上空を5分間低空飛行する姿を一般公開した。今回の飛行は、今月10日夜に韓国空軍のF15K戦闘機と合同訓練を行うため出撃してから11日ぶり。B1B編隊は10日に韓国の防空識別圏(KADIZ)に進入した後、東海上空で空対地ミサイル発射を想定した訓練を行った。
20日■文大統領「捜査権分離を推進」
文在寅大統領は、ソウル市中心部の光化門広場で開かれた「警察の日」記念式の演説で、「警察は青瓦台(大統領府)や権力を持った人のために仕事をするのではなく、ひたすら国民だけを見て仕事をするべきだ」と説いた上で、警察の権限と独立性を保障するために警察と検察の捜査権分離を推進する意向を示した。
19日■朴槿惠前大統領公判「ボイコット」
ソウル中央地裁は、「朴槿惠氏は新たな弁護人を選任しておらず、国選弁護人の選定をこれ以上遅らせることはできない」と説明した。朴前大統領の弁護人7人は16日、地裁が朴前大統領の勾留延長を認めたことに抗議し、全員が辞任届を提出した。同氏は健康上の理由で出廷は難しいとの自筆の理由書を前日に勾留先のソウル拘置所に提出し、事実上、裁判をボイコットした。