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2018/04/20

<週間ダイジェスト>4月12日~4月18日

18日■休戦協定から平和協定へ転換検討

 青瓦台(大統領府)の高官は記者団に対し、南北首脳会談や朝米首脳会談などで終戦宣言を行い、韓半島の休戦協定体制を平和協定体制に転換する方法を議論する方針を明らかにした。

17日■朴氏、公選法違反の初公判を欠席

 16年4月の国会議員総選挙で、所属していたセヌリ党(現・自由韓国党)の公認候補決定に違法に関与した罪(公職選挙法違反罪)で追起訴された朴槿惠・前大統領の初公判が、ソウル中央地裁で行われた。朴被告は出廷せず、地裁は「きょうの公判の進行は難しい」とし、次回の公判期日を19日に指定した。

16日■朴前大統領、二審もボイコットか

 サムスングループなど大企業からの収賄罪などに問われ、一審で懲役24年と罰金180億㌆(約18億円)を言い渡された朴槿惠前大統領が、ソウル中央地裁に控訴の放棄を申し立てる文書を提出した。朴被告は控訴期限の13日まで控訴状を提出していなかった。

15日■外交部、シリアの化学兵器使用糾弾

 米英仏軍は14日、巡航ミサイルや空対地ミサイルなどでシリアの化学兵器関連施設を攻撃した。外交部は攻撃に関連して、シリアの化学兵器使用を強く糾弾するとの論評を発表した。

14日■文大統領、保守系野党代表と会談

 南北首脳会談を前に文在寅大統領と、保守系最大野党「自由韓国党」の洪準杓代表が、大統領府青瓦台で単独会談を行った。会談は青瓦台の要請で行われたもので、文大統領が就任後、北朝鮮への強硬路線を堅持する保守系最大野党の代表と単独会談を行ったのは初めて。

13日■韓米両国の安保政策トップが会談

 青瓦台(大統領府)の鄭義溶・国家安保室長(閣僚級)とボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が、米ホワイトハウスで会談した。ボルトン氏が9日就任したことを受け、韓米の安保政策の司令塔をつなぐホットライン構築に向けた初の顔合わせを行ったことになる。

12日■ソウル市長選、朴元淳氏3選目指す

 「共に民主党」所属の朴元淳ソウル市長は、党本部で記者会見を開き、統一地方選(6月13日投開票)の際に実施されるソウル市長選に向け、党公認候補を決める予備選に出馬する意向を表明した。