20日■文在寅大統領がインド紙に寄稿
インドのモディ首相が韓国を国賓として訪問するのに合わせ、20日付のインドの英字紙タイムズ・オブ・インディアに文在寅大統領が寄稿した。文大統領は「今年は両国にとって、意味深い年」とし、インドは非暴力・無抵抗で独立運動を導いたマハトマ・ガンジーの生誕150周年であり、韓国は日本による植民地時代に起きた独立運動「三・一運動」と大韓民国臨時政府樹立から100年になると紹介した。
19日■金恩京・前環境相を出国禁止に
環境部が所管する機関の役員人事と監査疑惑に絡み、金恩京・前環境部長官に出国禁止措置が取られた。この問題は昨年12月、青瓦台(大統領府)民情首席秘書官室の特別監察班が民間人の監視・情報収集などを行っていたと同監察班の元捜査官が暴露したことで浮上した。最大野党の自由韓国党は、環境部が所管する8機関の役員24人の任期と辞表の提出有無をまとめた資料を公開。環境部がこれを民情主席秘書官室に報告したと主張し、「環境部ブラックリスト」と見なした。
18日■野党・自由韓国党の支持率下落
世論調査会社、リアルメーターが発表した政党の支持率は与党「共に民主党」が前週より1・4㌽上昇した40・3%、最大野党「自由韓国党」が3・7㌽下落した25・2%となった。民主党の支持率が40%を上回るのは5週ぶり。80年5月、光州で民主化を求める市民らに軍が発砲し多くの人が犠牲になった光州民主化運動(光州事件)を巡り、韓国党の議員3人が公聴会で「暴動が民主化運動になった」「(同事件の功労者は)怪物集団」などと「妄言」を吐いた影響で同党支持率が大幅に低下した。
17日■国防相、UAE国務相と会談
アラブ首長国連邦(UAE)を訪問した鄭景斗・国防部長官は、ボワルディ国防担当国務相と会談し、両国の国防・防衛産業の協力強化などについて議論した。鄭長官は韓半島の非核化や恒久的な平和構築に向けた韓国政府の努力を説明。中東諸国で唯一、韓国と「特別戦略的パートナー関係」を締結しているUAEの支持と協力を要請した。ボワルディ氏は韓半島の非核化や南北関係の発展を支持していると応じた。
16日■韓国・ポーランド外相会談開催
康京和長官がポーランドで同国のチャプトウィチ外相と会談し、両国関係の発展策や実質的協力に向けた懸案、韓半島情勢などについて協議した。康長官は原子力発電所や新空港の建設など、ポーランドが推進する大型国策事業への韓国企業の参加や防衛産業分野での協力拡大を提案したほか、欧州連合(EU)が鉄鋼セーフガード(緊急輸入制限措置)発動を決定したことに関し、韓国製の鉄鋼製品の割当枠拡大などについてポーランドの支援を要請した。
15日■韓米外相が会談、協力強化を確認
康京和・外交部長官とポンペオ米国務長官はポーランド・ワルシャワで会談し、ベトナム・ハノイで27~28日に開催される2回目の朝米首脳会談の成功に向け協力策を話し合った。両長官は、朝米首脳会談に先立つビーガン米国務省北朝鮮担当特別代表の訪朝など最近の朝米交渉の進展状況に対し意見を交わし、朝米首脳会談まで韓米の協議を一層強化することにした。
14日■在韓米軍駐留費妥結でNSC開催
青瓦台(大統領府)は、鄭義溶・国家安保室長の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、先ごろ合意に至った在韓米軍の駐留経費負担(思いやり予算)に関する韓米間の新協定の後続手続きに万全を期すことを確認した。会議では同協定が韓米の緊密な協力により合意に至ったことを評価し、実務的な後続手続きを早急に進めるために万全を期すことを確認したと明らかにした。