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2004/07/09

<韓国経済>52歳でソウル大学卒

 韓国上場会社協議会の分析によると、上場企業の役員の典型は「52歳、ソウル大学出身」であることがわかった。また、上場会社の役員の年齢は若返る傾向にあり、理工系出身者が増えているのも特徴だ。

 韓国上場会社協議会が668の上場企業の役員1万542人を対象に分析した結果、平均年齢は52・2歳で、前年の52歳8カ月より0・6歳若返った。

 50-60代の割合は、昨年の62・5%から今年は59・2%に下がった半面、30-40代が34・7%から38・1%に上昇した。特に執行役員の平均年齢は49・8歳で、初の40代となった。

 役員の専攻をみると、理工系出身の躍進が目をひく。理工系出身の役員は、合わせて3310人で40・3%(2003年39・2%)を占め、初めて40%台に乗った。

 これまで多数を占めてきた商経系は37・1%で2位となり、人文系12・4%、法政系6・1%と続く。執行役員も理工系出身が大幅に増え、半分を超える52・1%となった。出身大学別では、ソウル大学が22・6%でトップ。2位が高麗大学(9・8%)、3位が延世大学(9・1%)、4位漢陽大学(7・3%)、5位成均館大学(5・1%)となっている。

 また、役員全体のうち、社外理事が占める割合は、2002年33%、2003年33・8%、2004年35%と持続的に増える傾向にある。

 一方、監査役は2002年の1・08人から2003年は1・04人、2004年は1・00人と減少している。