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2005/10/07

<韓国経済>サムスン電子・華城に第2半導体団地

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    大型投資の継続で世界をリードするサムスン電子(16ギガフラッシュの開発に成功し、試作品を示す黄昌圭・半導体総括社長)

 サムスン電子が約300万平方㍍に達する京畿道器興・華城団地に2012年までに総額330億㌦(約34兆ウォン)を投じて世界最大の半導体生産団地を構築する。これを通じてサムスンは、2012年に売上高610億㌦を達成し、世界トップの総合半導体メーカーをめざす。

 サムスン電子は先月29日、李鶴洙副会長、李潤雨副会長、黄昌圭・半導体総括社長ら約500人の役職員が出席するなか、華城第2団地(約95・7万平方㍍)の起工式を行い、今後7年間に330億㌦をかけて8つの先端半導体ラインを新たに建設すると発表した。現在主力のDRAMやフラッシュメモリーだけでは飛躍的な成長が期待できないため、大型増設を機にシステムLSIを次世代の主力製品に育成するとみられる。

 これが完成するとサムスンは、器興団地で稼働中の11のメモリー・システムLSIライン、従来の華城団地(約62・7万平方㍍)で稼働中の5つのメモリーラインを合わせ24の半導体ラインを確保することになる。

 新規ラインのうち4つは300㍉に比べて生産効率が50%以上高い400㍉または450㍉ウエハー専用ラインとする計画だ。

 また、生産ラインとは別に50ナノ以下の未来型半導体技術の開発のため、300㍉用の新規研究開発(R&D)ラインを設置する。

 華城第2団地の新規ラインが完成すると、器興(約141・9万平方㍍)、華城(約158・4万平方㍍)を合わせて工場規模が約300万平方㍍となり、世界最大の半導体生産団地が誕生することになる。

 サムスン電子は、新設の華城第2団地にエンジニア5000人を投入する計画で、2012年までに1万4000人を新規採用する。

 一方、サムスンは、先進半導体メーカーの共同研究コンソーシアム「SEMATECH」に加入し、インテル、IBM、TI、フィリップスなど世界的な半導体メーカーと共同で次世代半導体技術の開発に乗り出す。