有価証券市場の上場企業の上半期(1―6月)売上高が前年同期より2・35%、営業利益は9・55%増加したことが分かった。だが、サムスン電子を除けば、売上高はほぼ同水準で、営業利益は3・51%減少した。韓国取引所と韓国上場企業協議会が連結財務諸表を提出した12月決算上場法人569社中、昨年と比較が可能な501社の上半期連結財務諸表を分析した結果、売上高が929兆5613億ウォン、営業利益は55兆2561億ウォンに達した。
電機・電子業種の企業の活躍で、上場企業の収益下落が2年ぶりに止まったが、多くの企業の業績はむしろ悪化している。
電機・電子業種の上半期営業利益は61・36%増を記録。特に、サムスン電子の営業利益は18兆3101億ウォンに達し、全体の営業利益に占める比率が33・14%に達した。昨年の24・09%をさらに上回った。このようにサムスン電子のウエートが高まったのは、現代自動車など自動車メーカーの実績が悪化した影響が大きい。
サムスン電子以外にもSKハイニックス、LGディスプレイが黒字転換に成功。それぞれ1兆3106億ウォンと4113億ウォンの営業黒字を計上した。
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