2000年から取り組んだ大宇インターナショナルのミャンマーガス田事業が13年目に結実した。先月22日にミャンマーの海底鉱区で初めてガス生産を始め、今月15日からはパイプラインを通じて中国向けに輸出を開始した。ガス田の可採埋蔵量は約1270億立方メートルで、韓国で消費される3年分に相当する。原油換算で約8億バレル規模だ。大宇インターナショナルは、ミャンマーのガス輸出で今後25~30年間に年平均3000~4000億ウォンの利益を上げると期待している。
大宇インターナショナルが開発したミャンマーのガス田は、ヤンゴンからヘリ機で1時間ほどの海岸都市チャウピューにある。海岸から105㌔㍍離れた水深110㍍の海上に建てられたプラットフォームがガス田事業の前線基地だ。ガス精製施設、試掘施設、居住施設の3セクターからなり、200人が常駐している。
プラットフォームは、ガス田から試掘された天然ガスが集められる第一次集結地だ。ここで水分や不純物などが除去され、チャウピューの陸上ガスターミナルに送られる。その後、ミャンマーを東西に貫通する800㌔㍍の陸上パイプラインを通じて中国の国境まで送られ、中国側に輸出される。中国国営石油会社のCNPCが全量買い取ることになっている。
大宇インターナショナルがミャンマー政府とA-1鉱区の生産物分配契約(PSC)を結び、ガス田事業に着手したのは2000年。13年間の執念が実ったともいえる。
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