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2013/08/30

<韓国経済>ポスコ、石炭からクリーン液化燃料生産

  • ポスコ、石炭からクリーン液化燃料生産①

    モンゴルのバガヌール鉱山

  • ポスコ、石炭からクリーン液化燃料生産②

 ポスコがモンゴルで現地企業と合弁で石炭から液化燃料を生産する「クリーン石炭液化事業」に取り組んでいる。蓄積されたポスコの技術とノウハウを活用して、モンゴルの大気汚染を減らし、ロシアに依存したエネルギー輸入代替を推進するというものだ。このため、同国最大手の民間企業であるMCSと20億ドルを共同投資してクリーン液化工場を建設する事業契約を結んだ。2018年から液化燃料55万㌧を生産する計画だ。

 工場建設地は首都ウランバートルから130㌔㍍離れたバガヌール地域。年産350万㌧を生産するバガヌール鉱山から6㌔㍍の所にある。

 モンゴルは石炭埋蔵量が世界10位で、特にバガヌール鉱山の埋蔵量は豊富で、7億㌧と推定されている。鉱山の規模は3・6平方㍍で、すでに78年から35年間にわたり90000万㌧を生産している。品質は最上級でトン当たり価格は、他の石炭に比べ20㌦ほど高い。

 最近、世界的に原子力発電を中断し、火力発電に復帰する動きの中で、モンゴルの石炭資源が注目されるようになった。ポスコが開発に乗り出した理由もここにある。特に、単なる採掘ではなく、石炭の石炭液化がポスコの目標だ。


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