主要企業の第3四半期(7―9月)業績が相次いで発表されている。前期同様にサムスン電子など電子企業の業績が好調な半面、その他業種の企業は伸び悩んでおり、現代自動車が前期比で減益となるなど厳しい実績となった。また、半導体市況の好転でSKハイニックスの業積改善が目立った。
サムスン電子が発表した第3四半期の連結決算(確定値)は、売上高が前年同期比13・2%増の59兆835億ウォン、営業利益が26・1%増の10兆1600億ウォンを記録した。いずれも四半期別で過去最高だ。
スマートフォン(高機能携帯電話)など主力製品の販売好調に加え、メモリーの需要増を追い風に半導体が急伸した。
携帯電話などのIT・モバイル部門は売上高36兆5700億ウォン、営業利益6兆7000億ウォンを記録。スマートフォンは特に普及モデルの販売が拡大し、タブレット端末も新製品の発売で販売台数が大幅に伸びた。
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