産業研究院の2014年産業見通しによると、10大主力産業は造船と鉄鋼など一部を除くほとんどの業種で昨年より上向き、特に機械とIT(情報技術)が輸出を主導することになる。ただ、成長鈍化が懸念される新興国の景気回復のテンポ、ウォン高・円安の動き、中国企業のグローバル展開拡大などが産業成長に影響すると分析される。輸出、生産、内需、輸入の4分野に分けて、10大主力産業の成長見通しを探った。
生産は、自動車とIT産業の一部業種で海外生産拡大による制約要因がある。造船は不振だが、全般的な輸出拡大で増加傾向を示す見通しだ。
●機械産業は、機械と造船の明暗が対照的で、一般機械と自動車の生産は増えるが、造船は大幅に減少する見通しだ。
一般機械は、海外需要の増加に伴う輸出拡大で9・5%の大幅増加をみせ、自動車は輸出増加と生産与件の改善などで2・7%増える。造船は欧州財政危機後の受注量減少に伴い、建造量縮小の影響が続いている。これにより10%の大幅減少が予想される。
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