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2014/04/11

<韓国経済>相互出資禁止企業、63グループ・1677社を指定

  • 相互出資禁止企業、63グループ・1677社を指定

 公正取引委員会が資産総額5兆ウォン以上の「2014相互出資制限企業グループ指定現況」を発表した。指定されたのはサムスンなど63グループ・1677社で、これら大企業グループは相互出資などの規制を受ける。総資産規模は2205兆8000億ウォン。上位グループと中位グループ以下の資産格差が広がり、民間30大企業グループの中で上位4グループが占める純利益比率は初めて90%を突破した。また、公企業グループの売上高が民間企業グループを大きく上回り、資産規模が増大したのが目立った。

 今回指定された大企業グループは前年より1グループ増えている。経営悪化の東洋、STX、熊津の3グループと金融専業グループに転換した韓国投資金融の計4グループが指定対象から除外された。

 代わって、韓国石油公社、ソウルメトロ、韓国地域暖房公社などの公企業グループが新規に指定された。また、サムスングループから分離したコーニング精密素材と資産が増えたエネルギー企業の三千里も63大企業グループ入りした。

 今回、公企業グループの新規指定が相次いだが、最近5年間の公企業グループの売上高増加率は83・7%に達し、民間大企業グループの46・9%を大きく上回る。逆に負債比率は、200%以上に達した民間大企業が11グループから9グループに減ったが、公企業グループは地域暖房公社が新たに指定されたことで5グループに増えた。


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