現代自動車グループの主力企業がウォン高、内需不振という厳しい環境を克服し、業績を回復している。昨年第4四半期に営業利益減に陥った現代自動車、起亜自動車が今年第1四半期(1―3月)には増収増益に転じた。また、部品メーカーの現代モービスも2ケタの営業利益を記録した。昨年に唐津(タンジン)第3高炉が完成した現代製鐵は営業利益が2倍近い大幅な増収増益となった。
現代自動車の第1四半期業績は、営業利益が前年同期比3・7%増の1兆9384億ウォン、売上高は1・3%増の21兆6490億ウォンを記録した。昨年第4四半期(10~12月)に営業利益が10%以上減少する厳しさを克服した形だ。
営業利益率は9・0%で、前年同期より0・3ポイント増加した。純利益は2・9%減の2兆281億ウォンと集計された。純利益の減少は、ウォン高の影響を受けたためと分析された。
同期間中の販売台数は122万7467台で、前年同期比4・8%増。国内市場で16万675台、海外市場で106万6792台販売した。
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