サムスン電子が中国内陸部の西安市に建設していた大規模な半導体メモリー工場を完工した。このほど竣工式を行い、最先端の3D(3次元)NAND型フラッシュメモリーの本格生産に入った。フル稼働すれば、直径300ミリのシリコンウエハー換算で月間10万枚の生産が可能だ。年間売上高は40億―50億ドルを予想している。
竣工式には陝西省党委員会書記の趙正永氏や権寧世(クォン・ヨンセ)・駐中韓国大使のほか、サムスン電子の権五鉉(クォン・オヒョン)副会長ら経営陣が参加した。
サムスン電子は2012年9月、70億㌦を投じて工場建設に着手した。韓国企業の海外投資としては最大規模であり、中国にとっても外国企業による単一プロジェクト投資額として最大規模だけに関心を集めた。
西安工場の敷地は115万平方㍍で、最先端の半導体工場20棟とその関連施設が建設された。
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