移動体通信3社の営業停止処分が終了し、20日から再び3社競争体制に戻った。SKテレコム、LGユープラス、KTの3社は、違法な補助金を支給したとして3月13日から順次、45日間の営業停止処分を受けていた。通信業界最長の営業停止だ。今回の営業再開に際し、移動通信3社は補助金の代わりにサービス重視戦略に転換。新たな料金割引制度と端末機器の価格引き下げを打ち出しており、サービス競争の激化が予想されている。
移動通信3社は営業停止期間中、新規契約や他社からの乗り換え、同一端末継続利用が24カ月未満の機種変更を受け付けなかったが、営業再開後は早くも営業停止処分中に失った契約を取り戻すために様々なマーケティングを展開している。
業界トップのSKテレコムは、営業停止期間中に、2002年以降初めて市場シェアが50%を下回ったと推定されている。このため、積極的なマーケティングに乗り出した。
まず料金割引のファミリープランを発表した。10月末まで継続されるこのプランは、新規加入・機器変更顧客がSKテレコムを使用する家族と回線を統合すれば、24カ月間、加入者当たり最大で月1万ウォンを割引するというもの。
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