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2015/12/11

<韓国経済>青年希望ファンド、寄付金1000億ウォン突破

  • 青年希望ファンド、寄付金1000億ウォン突破

    青年希望ファンドを取り扱っている銀行窓口

 朴槿惠大統領の強い掛け声で始まった青年希望ファンドへの寄付額が1000億ウォンを突破した。9月21日の朴大統領の寄付第1号から2カ月半。経済界をはじめ、各界各層から寄付金が集まり、予想以上の広がりを見せている。青年希望ファンド財団は、「3日現在987億5000万ウォンが集まった。約定を終えた教保生命とKCCを含めると寄付金は1038億ウォンになる」と説明した。これは大韓赤十字社の寄付金総額325億ウォンの3倍になる。

 青年希望ファンドは青年失業問題を解決するために設立された。政府が資金投入するのではなく、広く国民の寄付を募り、国民全体で取り組むことをめざしている。

 黄喆周(ファン・チョルチュ)・青年希望ファンド財団理事長は「ゴールド集め運動でIMF危機克服のエネルギーを結集したように、青年希望ファンドを青年雇用問題を解決する原動力にしたい。そして、創造経済で韓国の構造が変化する転機になると期待している」と語った。


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