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2015/01/23

<韓国経済>韓国銀行、今年成長率3.4%に下方修正

  • 韓国銀行、今年成長率3.4%に下方修正

 韓国銀行が今年の経済成長率見通しを当初の3.9%から3.4%に引き下げた。これは政府の3.8%やKDI(韓国開発研究院)の3.5%、現代経済研究院の3.6%を下回る厳しい見通しだ。李柱烈(イ・ジュヨル)・韓銀総裁は「昨年第4四半期(10~12月)の成長率が当初予想の1%(前期比)を下回る0.4%にとどまると推定された」とし、「このような実績が今年にも影響を及ぼすとみて、成長見通しを0.5ポイント引き下げた」と明らかにした。

 韓銀の成長率引き下げは、その下げ幅が専門家の予想を大きく下回るものだった。

 韓銀は昨年上半期(1~6月)に今年の成長率が4%を超えると期待していた。だが旅客船沈没事故で消費が冷え込み、その後の予想値は4月の4.2%から7月4.0%、10月3.9%と下がり続けた。 今回一気に0.5ポイントも引き下げ、0.2~0.3ポイントの下方修正を予想していた市場は大きな衝撃を受けた。

 このような大幅な引き下げは、昨年第4四半期成長率が0・4%に下がり、景気が極度に萎縮した影響が大きい。

 旅客船沈没事件の衝撃の真っ只中にあった昨年第2四半期(4~6月)の成長率0.5%より低い成長率だ。消費不振に加え、税収不足のために政府の建設投資が萎縮したことも影響した低成長だと分析されている。


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