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2015/04/10

<韓国経済>現代自動車、中国河北省で第4工場着工

  • 現代自動車、中国河北省で第4工場着工

    河北省滄州市での第4工場竣工式。左端が鄭義宣現代自動車副会長

 現代自動車は3日、中国の河北省滄州市で第4工場の起工式を行った。来年末の完工予定で、初期には年間20万台を生産し、2018年までに30万台に拡大する。総事業費は120億人民元(約1兆5200億ウォン)。次いで7月には内陸部の重慶市で第5工場を建設する予定だ。18年には現代自動車グループの生産能力は現在の195万台から270万台に拡大する見通しだ。

 第4工場は、192万平方㍍の用地に、プレス、車体、塗装、エンジン工場を備える。韓国と国外の417社がパートナー企業として共に進出する。

 7月には重慶市で年産30万台の第5工場の建設に着手し、中国中西部への進出を加速させる計画だ。今回の生産ライン拡大は、販売台数が毎年2桁増加している中国市場の成長と潜在力を念頭に置いたものだ。

 鄭義宣(チョン・ウィソン)・現代自動車副会長は「現代の奇跡をもう一度起こす」と意欲を燃やした。

 当初、現代自動車は重慶に第4工場を建設する計画だった。しかし、北京、天津、河北省など首都圏統合開発計画を掲げる中国政府の強い要請を受け、滄州と重慶の2カ所に工場を建設することになった。


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