新興企業向け株式市場のコスダック指数が600を突破した。2008年6月26日以来、6年8カ月ぶりの600突破だ。原油価格下落などで大型株に対する投資が減る一方、「創造経済」で新事業育成をめざす政府政策に対する期待感が高まり、投資家の関心がコスダック市場に押し寄せたことが大きな力になった。時価総額も160兆999億ウォンと過去最高を記録した。
コスダック指数は5日、前取引日より2・58ポイント(0・43%)上昇の600.81で取引を終えた。コスダック市場は昨年末(12月30日)に指数542・97を記録した後、10・7%も上昇した。KOSPIが同期間に1・9%上昇にとどまった点と比較すると、上昇に勢いがある。
指数の上昇はバイオとフィンテック(金融+IT)関連の銘柄が主導している。それらを含む医薬品や医療・精密機器業界と、情報技術・ソフトウエア業種の指数は今年に入ってそれぞれ13%、17%上昇した。
コスダック指数が上昇しているのは、輸出大型株中心のKOSPI市場が原油価格の急落に伴うデフレ懸念など対外悪材料に大きく影響を受けることに比べて、コスダックは比較的影響が少ないからだ。
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