有力企業の第2四半期(4~6月)業績発表が相次いでいるが、半導体大手のSKハイニックスが6四半期連続で営業利益1兆ウォンを突破し絶好調だ。また、LGディスプレイは営業利益が前年同期比3倍近く増え、1兆ウォンを投資して新たな生産ラインを建設する計画だ。一方、業績悪化が続いていた現代自動車は、前年度期比では引き続き2ケタの減益だが、前期比で増収増益となり最悪の状況は脱した。
昨年第1四半期(1~3月)から1兆ウォン台の営業利益を記録しているSKハイニックスは、パソコン需要の減少という悪条件にもかかわらず、今期も営業利益が前年同期比26・9%増の1兆3754億ウォンを記録した。売上高は4兆6390億ウォンで18%増加した。
売上比率が30%に達するサーバー向けと年内40%に引き上げるモバイル向けの好調が業績改善を主導した。主力のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の出荷量は4%、NAND型フラッシュメモリーも8%増加した。DRAMのうち今後需要増が見込まれる大容量・高性能のDDR4とLPDDR4の生産を増やす計画だ。このような業績好調を背景に、今年の投資規模を6兆ウォンに引き上げた。
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