SKグループは、グループの事実上の持ち株会社であるSKC&Cと中間持ち株会社のSKの合併に成功した。両社は株主総会をそれぞれ開き合併承認を求め、賛成多数で予定通り8月1日の合併が確定した。これで、総資産13兆2000億ウォンの巨大な統合持ち株会社が誕生することになり、「屋上屋」と批判された支配構造を改善することになった。
SKの株主総会は、大株主(持ち株率7.1%)の国民年金が合併案件に反対の議決権を行使したものの、株主の87%が賛成。SKC&Cも90・8%が賛成し、原案通り可決された。
SKC&CとSKの合併比率は1対0・74で、SKC&Cが新株を発行してSKの株式と交換する吸収合併方式だ。ただし、SKブランドの象徴性やグループアイデンティティー維持の観点から合併会社名はSKに決定した。国民年金は「このような合併比率では株主価値を毀損する憂慮がある」などと反対していた。
曺大植(チョ・デシク)・SK社長は総会後「国民年金の反対意見を謙虚に受け止め、株主価値を高めるのに全力を尽くす」と述べた。朴正浩(パク・ジョンホ)・SKC&C社長は「今回の合併は支配構造改善で各界の同意を得た模範的な事例になるだろう」と語った。
つづきは本紙へ