ＬＧ電子が、ベトナムの北部ハイフォン市で東南アジア最大規模となる複合家電工場団地の第1段階工事を終え、操業を開始した。今回の事業は3段階に分けて進められ、今後2028年まで生産設備を拡充し、国内外最大のグローバル生産基地として育成する計画だ。投入資金は15億㌦を予定している。ＬＧ電子が未来のため総力を結集している核心事業だ。

　ＬＧ電子のベトナムハイフォンキャンパス（生産団地）竣工式は先月28日に行われ、具本茂(グ・ボンム)ＬＧグループ会長ら関係者400人のほかベトナムのチュオン・タン・サン国家主席も参加した。

　具会長は「ベトナム政府のインフラ改善のための積極的な支援で、素晴らしい複合生産団地を造成できるようになった。竣工式を契機に新たな飛躍としたい」と語った。

　敷地面積は80万平方㍍。2013年から造成に着手した。ＬＧ電子の単一生産団地としては最大規模だ。すでに昨年下半期（7～12月）から一部ラインの稼働を開始、今年からはテレビ、携帯電話、洗濯機、掃除機、エアコンなどに生産を広げる。

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