全国経済人連合会など経済5団体が朴槿惠大統領を招いて大韓商工会議所で開いた「経済外交成果拡散討論会」で、最近の中東・中南米歴訪の経済的成果が紹介された。中小企業の新市場開拓や遠隔医療の輸出、大規模インフラ事業の受注などだ。政府は、経済外交の成果を土台に、特に中小・中堅企業の海外進出を活性化するため、貿易金融支援を81兆ウォンまで拡大することを決めた。
朴大統領の中南米訪問には中小企業も随行し、成果をあげた。韓国マクナルティーは、チリに60万杯分のコーヒーミックスを供給する契約を結んだ。世界のコーヒー業界1位のネスレが掌握する中南米のコーヒー市場に入り込んだという点で、韓国コーヒー業界で快挙として話題を呼んだ。
韓国マクナルティーの李ウンジョン社長は「経済使節団として朴大統領の中南米訪問に同行したおかげで今回の契約が実現した」と説明した。
年間売上高200億ウォンの同社がコーヒーの本場・中南米への輸出に成功した秘訣は、韓国型コーヒーミックスだ。棒状に包装された下の方には砂糖を、上の方にはコーヒーとクリームの粉末を入れて個人の好みで砂糖の量を調節しながらコーヒーを入れられる方式が注目された。
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