関税庁の免税店特許審査委員会は10日、仁川(インチョン)国際空港税関でソウル3カ所、済州(チェジュ)1カ所、計4カ所の新規免税店事業者選定結果を発表した。ソウル地域の大企業免税店事業者に選ばれたのはHDC新羅免税店(ホテル新羅・現代産業開発合弁法人)とハンファギャラリアタイムワールド。中堅・中小免税店には旅行代理店ハナツアーが主導する「SM免税店」が選ばれた。また、済州地域の中小免税店の権利は「済州観光公社」が獲得した。
今回の決定で、ソウル地域は従来の6カ所から9カ所で免税店が運営されることになり、10兆ウォン市場争奪戦がさらに激化することが予想される。また、済州は2カ所から3カ所に増える。
ソウル地域で大型免税店のオープンは15年ぶり。その権利を獲得したHDC新羅免税店は、「世界最大の都心型免税店」を標榜し、ソウル龍山(ヨンサン)のアイパークモールに総面積6万5000平方㍍のDF(デューティーフリー)ランドを構える。免税店面積は2万7400平方㍍に達し、世界の400を超えるブランドを入店させる計画だ。
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