GSグループのエネルギー・発電会社「GS EPS」が、忠清南道唐津(タンジン)市の釜谷(プゴク)産業団地内でアジア最大規模のバイオマス発電所を竣工した。発電設備能力は1時間当たり約11万人が同時に使用できる105メガ㍗。今後、中国など海外の発電市場開拓にも本格的に乗り出す方針だ。
同発電所は、2013年5月に総額3000億ウォンを投入して着工。2年4カ月の工事期間に2万人の雇用を創出した。
竣工式で許昌秀(ホ・チャンス)・GSグループ会長は「超一流企業に成長するためには、模倣を超え、他の企業より一足先にイノベーションを行う、創造的な戦略が欠かせない」と語った。また「アジア最大のバイオマス発電所の運営を通じて、再生可能エネルギーの事業ノウハウと技術力を蓄積し、海外の発電市場にも積極的に進出していかなければならない」と強調した。
GS EPSはすでに2012年から中国山東省の経済特区で木皮などを原料に30メガ㍗規模のバイオマス発電所を稼働させるなど、技術とノウハウの海外移転を進めてきた。
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