現代・起亜自動車が9月の米国市場で快走し、前年同期比17・8%増の11万3835台を販売した。歴代最高だった2012年9月の販売台数を5705台上回る好調ぶりだ。また、高級大型セダン市場では、8月の販売台数でトップの独メルセデス・ベンツに次ぐ史上初の2位を占めた。
現代・起亜自関係者は「米市場で勢いがついたのは、SUV(スポーツ多目的車)の販売好調が大きい」と説明した。現代自の「サンタフェ」は3カ月連続で1万台以上を突破し、「ツーソン」も月間販売が過去最高の7925台を記録した。起亜自の「カーニバル」(米車名「セドナ」)と「K9」は、昨年9月に比べ5倍以上も増えた。
高級大型セダン市場でも現代・起亜自は存在感を増している。8月に現代自の「エクウス」が185台、起亜自の「K9」は386台を売り上げた。合計571台で、大型セダンとしてはメルセデス・ベンツの「Sクラス」(2044台)に次いで2番目の販売台数を記録した。
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