韓国とウズベキスタンの協力で10年間進めてきたスルギルプロジェクトが完成した。このプロジェクトは、ウズベキスタンのアラル海に近いスルギルガス田を開発して中央アジア最大規模のガス化学プラントを建設するもので、出資額は41億㌦。ロッテケミカルなど韓国企業3社が折半出資した。現在、試験生産中で、来年1月に商業生産を開始する。
許壽永(ホ・スヨン)社長は、合弁で開発したガス化学プラントの視察を終え、ソウルのロッテホテルで就任後初の公式記者懇談会を開催し、「10年目でスルギルプロジェクトの結実を見ることになった。40年前は不毛の地だった韓国の化学産業が、国外で純粋なわが国の技術で大規模な化学団地を建設するほどに成長した」と述べた。
スルギルプロジェクトは、2006年に韓国とウズベキスタン首脳が戦略的パートナーシップを結んで始まった。韓国はロッテケミカルと韓国ガス公社、GSE&Rなどがコンソーシアムを組んで参加し、ウズベキスタンからは国営石油ガス会社であるウズベキスタン石油ガス公社が参加した。
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