LG化学が、中国南京市の新疆経済開発区で建設していた電気自動車バッテリー工場を完工させた。年間5万台分のバッテリー生産が可能だ。LG化学はこれで、韓国(忠清北道梧倉工場・2011年竣工)と米国(ミシガン州ホランド工場・12年竣工)に続き、グローバル3大生産拠点の構築を完了し、世界最大の電気自動車バッテリー生産能力を確保することになった。
南京工場竣工式には、具本茂(ク・ボンム)・LGグループ会長、具本俊(ク・ボンジュン)・LG電子副会長をはじめグループの首脳陣が大挙参加した。
LG化学は今回の南京工場完工で、梧倉工場(10万台)、ホランド州工場(3万台)と合わせ18万台の年産能力を保有することになった。プラグイン・ハイブリッドの基準では65万台に達する。来年初めから本格的な製品量産に突入する予定だ。
LG化学の権暎壽(クォン・ヨンス)社長(電池事業本部長)は「南京工場を稼働すれば、日本のAESCやパナソニックと争っている世界の電気自動車バッテリー市場で確固とした1位の座を固めることができる」と語った。
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