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2016/11/25

<韓国経済>国内タイヤ3大メーカー、売上減だが営業利益29%増

  • 国内タイヤ3大メーカー、売上減だが営業利益29%増

    各社とも超高性能タイヤの売れ行きが高まっている

 韓国タイヤ、錦湖タイヤ、ネクセンタイヤの国内3大タイヤメーカーは、第3四半期(7~9月)に売上高が減ったにもかかわらず、営業利益が拡大した。超高性能タイヤUHPT(ウルトラ・ハイパフォーマンスタイヤ)の販売拡大に成功したからだ。新車用のタイヤ需要が鈍化しており、国内外のタイヤメーカーは超高性能タイヤの収益性が高い超高性能タイヤの開発・流通にしのぎを削ってきた。国内3社は特に、超高性能タイヤの販売比率が高く、40%を超えている。

 韓国タイヤなど国内大手3社が公示した資料によると、3社の第3四半期の売上高は2兆8379億㌆で、前年同期比2・6%減だった。だが、営業利益は3720億㌆を記録し、前年同期比29%の高い伸びを示した。

 営業利益の拡大は、UHPTの比率拡大に伴う製品ミックスの改善が後押しした。第3四半期の売上高のうち、UHPTの販売比率はネクセンタイヤで43・1%、韓国タイヤで34・2%上昇し、それぞれ販売比率を前年同期比2~3㌽増やした。

 また、錦湖タイヤの17㌅以上のタイヤの販売比率も過去最高水準の37・2%を記録した。


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