造船不況に苦しむ現代重工業グループが、イランの国営船会社であるイリスルから7億㌦相当の船舶受注に成功した。今年1月に経済制裁が解けた後、イランが初めて発注した船舶だ。資源大国のイランは今後多くの船舶発注が予想され、造船業界に期待を抱かせている。
今回受注したのは、1万4500TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個分)級の大型コンテナ船4隻と4万9000㌧級PC船(石油化学製品運搬船)6隻の計10隻。9日、ソウル市桂洞(ケドン)の現代ビルで船舶建造契約を結んだ。
現代重工業が建造するコンテナ船は全長366㍍、幅48・2㍍、高さ29・9㍍の大きさで、現代尾浦造船が建造するPC船は全長183㍍、幅32・2㍍の大きさだ。
現代重工業と現代尾浦造船は、2018年2四半期(4~6月)から順次船主会社に引き渡す計画だ。
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