仁川(インチョン)市の黔丹(コムダン)新都市にUAE(アラブ首長国連邦)のドバイ国営企業が投資する未来型複合都市である「スマートシティー」が建設される。仁川市とSCD(スマートシティー・ドバイ)が建設のためのMOA(合意覚書)を締結し、プロジェクトが本格的に始動した。建設敷地は470万平方㍍。グーグルなどグローバル先端企業や国際的な教育機関を誘致することになる。
今回のスマートシティー建設プロジェクトに関する業務協約式がこのほど仁川市長接見室で行われ、劉正福(ユ・ジョンボク)・仁川市長とSDKのハーフェズCEO(最高経営責任者)が署名をした。昨年6月のMOU(了解覚書)に続き、今回法的拘束力があるMOAを締結したことで事業は具体化した。
覚書には、①仁川市とスマートシティー間の協力関係の構築②雇用創出を通じた国内経済の活性化③すべての活動が容易なビジネスクラスター造成④高度な技術と知識ベースの企業の誘致などが盛り込まれている。
スマートシティーにはICT(情報通信技術)、バイオなど先端産業と金融やR&D(研究開発)を中心とするビジネスクラスター、スタートアップ企業のためのインキュベーション(アイデア育成)クラスター、海外有力教育機関を含むエデュケーション(教育)クラスターなどを造成する。デザインや映画、メディアなどのスタジオゾーンも造成される予定だ。
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