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2016/02/12

<韓国経済>サムスン・LG、家電革新競争で市場リード

  • サムスン・LG、家電革新競争で市場リード①

    サムスンの冷蔵庫

  • サムスン・LG、家電革新競争で市場リード②

    LGの洗濯機

 サムスン電子とLG電子の家電事業が好調だ。同事業の昨年第4四半期(10~12月)実績は両社とも数千億ウォンの営業利益を記録し、屋台骨を背負った格好だ。家電事業の好調は、両者間の激しい新製品開発競争の産物で、冷蔵庫や洗濯機にエアコンなどで相次いで革新的な製品を生み出している。

 両社は2013年の900㍑級冷蔵庫に続き、14年にはプレミアム掃除機、昨年は洗濯機で激しい新製品競争を演じた。このような競争の結果、世界市場でのシェアが上昇し、北米市場では1位(サムスン)、3位(LG)に上昇した。

 今年はエアコン市場で火蓋を切った。サムスンが「無風エアコン」、LGは「人を追って冷房するエアコン」で革新競争が始まった。

 LGは先月、「フィセン・デュアル・エアコン」を公開した。温度を調節しなくてもよいエアコンだ。最大5㍍、左右105度まで感知する目(カメラ)と人体感知センサーが人を探し、風の方向を調節する最新技術を適用した。


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