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2016/03/11

<韓国経済>斗山グループ、4世経営体制に突入

  • 斗山グループ、4世経営体制に突入

                     朴 延原 新会長

 120年の歴史をもつ韓国財閥最古の斗山グループが4世経営体制に突入する。朴容晩(パク・ヨンマン)・斗山グループ会長(61)が電撃的に退き、朴廷原・斗山持ち株部門会長(54)をグループの新会長にすることが決まった。25日に開かれる斗山の定期株主総会での選任手続きを経て正式に就任する。韓国の財閥企業で4代目の総帥が誕生するのは初のケースだ。

 朴容晩会長は、斗山グループの持ち株会社である斗山理事会で「ずいぶん前からグループ会長の継承を考えてきたが、理事任期が終わる今年が適切だと判断した」と述べ、新会長に朴廷原氏を推薦し、賛同を得た。

 朴容晩会長は今後、斗山インフラコアの再建に専念するとともに、斗山の人材育成強化のために設立されたDLI会長に就任する予定だ。また、2018年3月まで任期がある大韓商工会議所会長は継続する。


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