サムスン電子は、IoT(モノのインターネット)技術を搭載した「スマート冷蔵庫」を開発し、国内市場での販売に乗り出した。このスマート冷蔵庫「ファミリーハブ」(850㍑)は、食材保管のほか、ショッピングやエンターテインメントなど多様な機能を結合しており、スマートフォン(高機能携帯電話)で冷蔵庫内の内部もチェックできる。
IoT冷蔵庫の製品化を可能にしたのは、特殊な技術だ。この冷蔵庫には、IoTを可能にする6つの特殊技術(別表参照)が適用されている。
特に、サムスン主導で開発したOS「タイゼン」だ。セキュリティーに強く、ウェブ標準に準拠し、互換性が高く、IoTサービスを簡単に連結させる強みがある。これは冷蔵庫をIoTハブにする核心技術だ。様々なサービスのための情報とデータを交換し、消費者に適切な情報を知らせるように設計された。
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