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2016/04/22

<韓国経済>サムスン電子、自動運転車の技術開発に着手

  • サムスン電子、自動運転車の技術開発に着手

    サムスン電子を中心にグループ総力で電気自動車開発を本格化させている

 サムスン電子が自動運転車の技術開発に本格的に着手した。グーグルのようにAI(人工知能)を基盤にした開発方法だ。このため、①運転補助システムなど車両操作と関連した機能②自動運転車が自ら進む道を探す3Dマッピング及び視覚認知などを研究するコンピューター視覚機能③AI、ディープラーニング、マシンラーニング――などを研究する研究者の募集を本格的に開始した。

 サムスンが自動運転技術など自動車電子装備(電装)に関心を向け始めたのは2010年頃からだ。グループレベルでサムスン電子、サムスンSDI、サムスン電機などを集めてシナジーを出すための組織も設置した。しかし、スマートフォン事業と世界トップの半導体・テレビ事業の影に隠れ、予算・人材投入が十分に進まなかった。

 だが、ライバルのLG電子が昨年、米GM(ゼネラルモーターズ)とバッテリーのほか電動モーター、インフォテイメント(インフォメーション+エンターテインメント)など主要11部品を一括供給する契約をしたことに衝撃を受け、昨年末にサムスン電子に電装事業チームなどを新設し、本格的な市場参入を宣言した。


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