錦湖タイヤが、年間400万本を生産できるタイヤ工場を米国のジョージア州メーコン市に完成させた。投資額は4億5000万㌦。工場敷地は52万平方㍍に達する。今後、米工場で年産1000万本まで生産設備を拡大する計画だ。海外3カ国目の進出となる今回の米工場完成で、錦湖タイヤの国内外生産能力は6900万本に拡大した。
竣工式には錦湖アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長、李漢燮(イ・ハンソプ)・錦湖タイヤ社長、ジョージア州のネイサン・ディール知事、メーコン市のロバート・ライヘルト市長ら300人が出席した。
朴会長は「北米市場は自動車・タイヤ産業が高度に発達した地域だ。錦湖タイヤが世界的な一流企業に成長するためには、ここで生産基地を設置し、積極的に市場を開拓しなければならない」とし、「最先端設備はもちろん、先進化された管理システムで最高のタイヤ工場を作っていく」と強調した。
ジョージア工場は2008年5月に着工したが、世界金融危機で同年10月に工事を中断し、職員を撤収させた。14年から工事を再開し、今回の竣工となった。
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