米国の電気自動車専門メーカー、テスラモーターズは来年末に発売予定の電気自動車「モデル3」に多くの韓国部品を採用する予定だ。すでにタイヤ供給メーカーに韓国タイヤを選定し、LGディスプレイからはタッチパネルの供給を受けることが決まっている。S&Tモーティブ(電気モーター)とハンオンシステム(熱管理システム)も部品供給を推進中だ。テスラも韓国の自動車部品メーカーとの協力関係を強めている。
テスラは、韓国製部品の性能について価格の割に優れていると評価しており、モデル3の主要部品は日本やドイツを抜いて韓国製になるとの分析も出ている。モデル3は大衆向けに製造する新型電気自動車で、価格は4000万㌆以下に抑える予定。すでに40万台の予約が殺到しているという。
シリコンバレーから始まったテスラは、主要部品と技術をアウトソーシングしたり共同開発し、グローバル協業体制を一層強化する方針だ。そのパートナーの一員として韓国企業が選ばれた。
テスラはタイヤ選定で、グローバルメーカー各社からタイヤのサンプルを受け取ってテストを行った後、韓国タイヤを選んだ。電気車専用タイヤは一般タイヤに比べて、軽くて回転抵抗が低く、相当な実力が求められる。テスラに納入するタイヤは、最近完成した韓国タイヤの米テネシー工場で生産する見通しだ。
つづきは本紙へ