起亜自動車が、米国で最も権威があるとされる市場調査会社のJDパワーが行った新車品質調査で初めて1位となった。高級ブランドのポルシェやベンツ、レクサスを押しのけてのトップであり、業界の関心を集めている。現代自動車も過去最高の3位に入った。18年前に現代自動車が最下位という屈辱を味わってから本格化した鄭夢九(チョン・モング)現代・起亜自動車グループ会長の「品質経営」が結実した形となった。
JDパワーは毎年、「米国自動車初期品質調査(IQS)」を発表しており、今年の品質調査は、昨年11月から今年2月までに米国で販売中の33車種を対象に、新車を購入し3カ月以上保有した2万人に233項目にわたり品質満足度を調べた。点数は100台当たり不満件数を示し、点数が低いほど品質満足度が高いことを示す。
その結果、33ブランドのうち、起亜自動車が1位(83点)、現代自が3位(92点)となった。韓国の自動車ブランドが、今年で30周年を迎えるJDパワーのIQSで1位となったのは初めてだ。
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