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2016/08/26

<韓国経済>現代ロテム、鉄道車両の海外受注相次ぐ

  • 現代ロテム、鉄道車両の海外受注相次ぐ

    オーストラリアに納品する現代ロテムの鉄道車両

 現代ロテムの鉄道車両受注が相次いでいる。最近では、オーストラリアから1兆㌆を超す大規模な受注に成功した。単一プロジェクトで創社以来最大規模だ。これで今年に入っての受注額は2兆6183億㌆にのぼり、これまで最大だった2012年の2兆5431億㌆を上回った。年初に推進した経営革新の成果が出始めたと分析されている。

 現代ロテムは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州交通部とシドニー2階建て鉄道車両512両の納品契約を締結したと明らかにした。契約金額は8894億㌆で、オプション車両(特別装備)136両を含めた全体の契約規模は648両、1兆1000億㌆に達する。

 これまでの最大受注は、13年に受注した1兆㌆規模のインド・デリー地下鉄の636両(オプション150両含む)だった。

 現代ロテムは今回、フランス、スイス、中国などのメーカーを退けて受注に成功した。成功の秘訣として、まず車両設計作業をあらかじめ行うなど入札結果発表前から積極的な対応をしたことがあげられる。オーストラリアの重工業会社UGLとコンソーシアムを組んで入札に参加したのも肯定的な評価を受けた。


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