官民一体となった水素燃料自動車時代が近づいている。政府と自動車業界はこのほどソウル市内のホテルで「水素融合アライアンス発足式」を開催し、平昌(ピョンチャン)冬季五輪が開かれる2018年までに「環境に優しい車である水素自動車1万台を走らせる」と宣言した。このため、充填インフラを整備する一方、現代自動車は現在の半額の3000万㌆台で購入できる新型水素車を開発する計画だ。
産業通商資源部が主催した「水素融合アライアンス発足式」は、先月の貿易投資会議で発表した「電気自動車・水素自動車の発展戦略」の後続措置だ。
発足式には産業通商資源部、国土交通部、環境部などの関連部署と、蔚山(ウルサン)市や光州(クァンジュ)市、忠清南道(チュンチョンナムド)などの地方自治体、水素自動車・部品メーカー、水素製造・流通業界、水素ステーション設置業者などが参加。今後、水素自動車と水素エネルギー普及のためのコントロールタワーの役割を果たすことになった。
周亨煥(チュ・ヒョンファン)・産業通商資源部長官は「未来の自動車産業の競争力確保だけでなく、温室効果ガスや微細粉塵など環境問題の克服のため、水素自動車が浮上している。水素融合アライアンスを中心に、グローバルな水素自動車の分野で競争上の優位を守っていこう」と強調した。
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