韓国タイヤが総力を傾けて建設していた中央研究所「テクノドーム」を大徳(テドク)研究団地に竣工した。外から見ると宇宙船ないしドーム球場のようにみえる巨大な研究センターだ。2014年6月に着工、2年4カ月で完成した。投入資金は2664億㌆。これまで韓国、米国、ドイツ、中国、日本に建設した研究開発センターの中枢基地となる。
研究所は米アップルの社屋をデザインした英国の世界的建築家、ノーマン・フォスターが設計した。延べ面積9万6328平方㍍で、地下2階・地上4階の研究棟と地下1階・地上7階の住居用建物からなる。「アリーナ」と呼ぶ広場を囲んだ10棟の研究棟に高さ30㍍の巨大な屋根を載せたドーム形だ。
趙顯範(チョ・ヒョンボム)社長は「テクノドームは未来型タイヤ研究開発の核心の役割を担う。研究所竣工を契機にグローバルトップのタイヤメーカーへと飛躍を期す」と強調した。金炯男(キム・ヒョンナム)・研究開発本部長(副社長)は「創意的な雰囲気で研究陣が有機的に協力する業務環境を作るのに注力した」と説明した。
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