LGグループは、エネルギーと水ビジネスに次いでバイオを3大成長エンジンとして集中育成する計画だ。その中軸を担うのがLG化学だ。東部ファーム韓農に続き、LG生命科学との合併にもこぎつけた。この合併を通じて、バイオ事業の売上高を2025年に現在の5倍増となる5兆㌆を目標に設定している。
LG化学とLG生命科学は、11月28日に合併承認理事会と合併承認株主総会をそれぞれ開き、合併を最終承認した。来年1月1日付けでLG化学を存続会社として、LG生命科学を吸収合併する。
グローバル化学企業のLG化学と、医薬品製造メーカーであるLG生命科学合併は、グループの将来の事業として医薬品などのバイオ産業を底上げし、グループ力を集中するという明確なサインだ。具本茂(グ・ボンム)会長が強調してきた「変化の中で機会をつかむ」という経営理念に沿った動きでもある。
LG関係者は「昨年、韓美薬品が技術輸出を成功させ、一歩遅れてバイオ産業に飛び込んだサムスンもバイオシミラー分野で成果が出るや、グループ次元で未来の成長動力としてバイオ産業に力を入れ出した」と語った。
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