サムスン電子が第2四半期(4~6月)に売上高、営業利益、営業利益率の3部門で創業以来の最高記録を打ち立てた。同社が発表した暫定実績によると、売上高が前年同期比17・79%増の60兆㌆を記録。四半期最高となった。営業利益も過去最高の14兆㌆に達し、実に71・99%と2倍近い伸びを示した。前期比でみても、売上高18・69%、営業利益41・41%とそれぞれ高い増加率だ。
これまでの最高記録は、スマートフォン(高機能携帯電話)「ギャラクシーS4」が8000万台突破のセールス記録を更新した2013年第3四半期(7~9月)の実績(売上高59兆800億㌆、営業利益10兆1600億㌆)だった。
また、営業利益率は23・3%を記録し、歴代最高だった前期の19・6%より3・7㌽上昇する新記録を打ち立てた。極めて効果的な営業実績だったことが分かる。
今回の好業績を主導したのは半導体事業だ。この分野の売上高は推定18兆㌆で、全体の3分の1近くを占める。営業利益も全利益の60%に達する8兆㌆に達し、前期の6兆3000億㌆に比べ27%増加した。
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