KAI(韓国航空宇宙産業)が成長を続けており、ボーイング、エアバス、ボンバルディアなどグローバル航空機メーカーを部品供給先として相次ぎ確保している。さらに近く、ブラジルのエンブラエルと高付加価値の航空機翼の部品供給契約を結ぶ予定だ。航空機ビッグ4を供給先として確保することになる。KAIの技術力が高く評価された結果だ。
グローバル航空機業界関係者は「KAIがエンブラエルに部品を10年以上の長期供給する契約を論議している。翼上部構造で、最初の取引額は2~3億㌦になるだろう」と明らかにした。
エンブラエルは、ブラジル最大の企業で、米国のボーイング、欧州のエアバス、カナダのボンバルディアとともに世界航空機業界のビッグ4と呼ばれ、世界民航機市場をほぼ独占している。
KAIは、民航機部門でボーイング、エアバス、ボンバルディアと長期契約を結び、翼構造物などの部品を供給しており、今回のエンブラエルもその実績を評価して契約を進めているという。
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