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2017/04/21

<韓国経済>アジア最大の新・再生エネルギー複合団地建設

  • アジア最大の新・再生エネルギー複合団地建設

    唐津市に建設される新・再生複合エネルギー団地の鳥瞰図

 忠清南道唐津(チュンチョンナムド・タンジン)市にアジア最大規模の新・再生可能エネルギー複合団地が建設される。同地で石炭火力発電所を手掛ける企業4社が協力して取り組む。唐津は石炭発電所や製鉄所など汚染物質を排出する工場が密集しており、飛散する粉塵で環境被害が出ている。今回新たに新・再生エネルギー団地を建設するとともに、既存の石炭火力発電所の環境基準の大幅強化にも取り組む。

 唐津に石炭火力発電所の建設を推進中の唐津エコパワーとSKガス、韓国東西発電、SKD&Dの4社は、新再生エネルギー複合団地造成協約を締結した。

 投下資本は2570億㌆。サッカー場160コートに相当する112万平方㍍に太陽光や風力など各種新・再生エネルギー設備及び関連教育・体験施設をつくる事業だ。

 太陽光発電設備(80㍋㍗)、エネルギー貯蔵(ESS)設備(160㍋㍗時)をはじめ、燃料電池及び風力発電施設などを建てる。新・再生エネルギーとしてはアジア最大規模になる。7万平方㍍の新・再生エネルギー広報施設とテーマパークも造成する計画だ。


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