KB金融持ち株など4大金融持ち株は、低金利の悪条件にもかかわらず、第1四半期(1~3月)に好業績をあげた。KB金融持ち株と新韓金融持ち株は過去最高の純利益をあげ、ハナ金融持ち株とウリ銀行持ち株も6年ぶりに最高の純利益を記録した。銀行経営が好調で、預貸スプレッドが大きくなったのが好業績につながった。4大金融持ち株の純利益合計は3兆㌆近くに達した。
KB金融持ち株は、第1四半期の当期純利益が8701億㌆を記録したと発表した。前年同期比59・7%の高い増加率だ。四半期ベースでは2008年9月の金融持ち株発足以来の過去最高記録で、市場予想を大きく上回った。
同社関係者は「市場予想を上回ったのは一時的な利益が1600億㌆近く出たためだ」と説明した。この一時的利益とはカザフスタンバンクセンタークレジット(BCC)の売却利益(1580億㌆)を指す。
主力系列会社のKB国民銀行は前年同期比71・4%増の6635億㌆の純利益を記録。KB国民カードの純利益は833億㌆だった。
つづきは本紙へ